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列車・窓ガラスの鱗状汚損防止に - 洗車用水シリカ除去システム (PAT No.2951588号)
洗浄機による車両を洗浄する場合、洗浄を繰り返していると車両の窓ガラスに「シリカ」が融着して、水滴状に固 着したり、ひどい場合はくもりガラスのようになり、ガラスの表面を研摩しないと除去できない状態になる事例がよく見うけられます。(鱗状汚損)
これは、洗浄用水が井戸水、工業用水、水道水を問わず含有シリカ成分が10ppmを超えた場合に起ることが多いといわれています。
この鱗状汚損の防止には洗浄用水の水質改善が必要で、シリカ除去の方法として「逆浸透膜法(RO)」があります。
この逆浸透膜法による水質改善は、薬品類を使用しない物理的純水化装置によるもので、環境・排水に対する悪影響が無い安全な手段であります。従って当社ではこの「逆浸透膜法(RO)」による「シリカ除去システム」を窓ガラスのシリカによる汚れ防止及び洗浄後の車体への水垢付着防止対策としてご提案させていただきます。
ガラステストにおける効果の比較
RO水使用第1号機
逆浸透(RO水 : Reverse Osmosis)の原理
半透明で仕切られた槽の一方に希薄溶液を、 また他方に濃厚溶液を入れたとき、両溶液が 平衝に達しようと希薄溶液側の溶媒が、濃厚 溶液側に移動する現象を「浸透」と呼びます。
浸透が平衝に達ししたとき、両液間に生じる 圧力差を「浸透圧」と呼びます。
一方、濃厚溶液側に浸透圧より大きい圧力をか けると、浸透現象とは逆に溶媒が濃厚溶液側か ら希薄溶液側に移動します。この現象を「逆浸透」 (Reverse Osmosis:略してR.O.)と呼びます。
洗車用水シリカ除去システム(USMシリーズ)の処理効果例
(原水・井戸水一次処理済、工業用水)
兵庫県宝塚市某所 | 東京都北区某所 | |||
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項目 | 原水 | 処理水 | 原水 | 処理水 |
PH | 7.3 | 6.4 | 7.5 | 5.7 |
電気伝導度 μs/cm | 34.1 | 0.8 | 24.9 | 0.2 |
全硬度 mg/ℓ | 35 | <1 | 78 | <1 |
シリカ mg/ℓ | 41 | 2 | 15 | <1 |
全鉄 mg/ℓ | <0.05 | <0.05 | <0.07 | <0.07 |
水質分析は無料です!
最適のシステムをご利用いただくためには、現在洗車にお使いの水質調査が必要です。
水質分析は無料で行っておりますので、まずは洗車用水をお送りください。
RO水システム パンフレット ダウンロード
シリカ除去システムのパンフレットです。(PDF形式)